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2019年01月11日 更新 ドンムアン空港 フロアガイド(空港マップ) 最新 完全保存版! V110
投稿:2019.01.08 | 更新:2019.01.10
現在、タイ国内での買い物には、商品代金に7%の付加価値税 (VAT)がかかる。
但し、旅行者などには対しては、日本と同じ様に税金還付の制度がある。
今回は、その流れや注意点、そしてタイならではの裏技も紹介してみたいと思う。
尚 タイ在住者の方も 「俺は関係ないや」 などと思わずに、時間があれば さっと目を通してもらえればと思います。
何かヒントになる事があるかも、、、
街中での免税ショッピング
これに関しては、通常店頭になどに 「VAT Refund for tourist」 などと、冒頭の様なマークが表示されているのですぐわかる。
還付を受けたい人は、そうした店で 商品を購入しよう。
免税ショッピングの条件
基本的には、上記の様なマークのある店で、買い物時にパスポートを渡せば、あとは お店の方で勝手に色々やってくれる。
但し、実際には細かい諸条件があるので、一般の方に関係ありそうなポイントだけ書き出しておく。
- タイ国籍者はダメ。
- タイに住んでる人はダメ
- タイから出国するエアラインのクルーはダメ
- タイの国際空港から出国する人のみ
- 1店舗で1日2,000バーツ以上(VAT含む)から適用
- 還付可能なのは 購入から60日以内(購入日を1日目とカウント)
「The Revenue Department」 のカタログにも、全体の流れと共に、抜粋されて書いてある。
「The Revenue Department」 のカタログ
ほかにも一般の人にはあまり関係ない条件も色々あるんだが、詳しく知りたい人は
The Revenue Department HP1
The Revenue Department HP2
などで確認しよう。
『2.タイに住んでる人はダメ』 に関しては、タイ観光庁のホームページ には「180日以上滞在者は不可」と書いてあるが、上記2つのHPには 具体的な日数は明記されてない。(←グレーゾーン?笑)
タイ観光庁ホームページ
店頭で 商品購入時の流れと注意点
お店では、普通に買い物をし「VAT還付申請」の書類を作ってもらう。
通常は、パスポートを渡せばあとは向こうが勝手にやってくれる。
最終的には、『黄色い申請用紙』 に色々記入し 『レシート(TAX INVOICE)』 ・『購入商品』 と共に受取り、市内での手続きは完了。
黄色の還付申請用紙
*「The Revenue Department」のHPより
商品に関しては、特にシールされたりといった事はない。
お店での書類作成終了後は、スワンナプーム国際空港やドンムアン国際空港などでの手続きだけ。
書類作成時の注意点
通常、『黄色い紙』 と 『TAX INVOICE』 は、お店の方でホチキスで止めてくれる事が多いが、バラバラで渡される時もある。
お店の人が 「この黄色い紙を空港で・・・」 などと、あいまいな説明をしてきた場合は要注意。
商品を買った時のレシート(TAX INVOICE)は、後で必ず必要なので絶対無くさない様に!
クレジットカードの控えなどでの代用は不可だ。
国際空港での出国時 VAT還付申請の流れ
空港では、ざっと以下の様な流れになる。
今回は、ドンムアン国際空港での手順で説明する。
スワンナプーム国際空港の場合も、手続き場所以外の手順は、全く一緒。
- 一般エリアのTAX REFUND事務所でパスポートと共に書類を提出し、黄色い紙にスタンプをもらう。
ここでは、『TAX INVOICE』を出し忘れても ハンコをくれる事が多い。
因みに現在、ドンムアン空港一般エリアの申請場所は移転している。
以前の申請カウンター
新しい申請場所
以前の場所から、 『8番チェックインカウンター』 の向かいに移転。
「The Revenue Department」 カタログの地図
スワンナプーム国際空港の場合はこちら。
こちらも 「The Revenue Department」 カタログの地図
一般エリアでの申請時は、商品は、確認されたりされなかったり。
比較的高額品(規則上はB10,000以上の物など)は、確認される事が多い。
無用なトラブルを避ける意味でも、商品がきちんと箱やケース、買物時の袋などに入った状態で見せられる様にしよう。 - 通常通りチェックイン
規則では、「10,000バーツ以上の商品は、出国審査後再検査されることがあるので、必ず機内持ち込み手荷物で。」とある。 - 保安検査終了後、すぐ目の前にあるVAT REFUNDのカウンターでパスポートと『黄色の紙』・『商品購入時のレシート(TAX INVOICE)』を渡す。
ここでは、『TAX INVOICE』は要提出。
制限エリアの還付カウンター
混んでる時は、脇にもカウンターがある。
時間がギリの人は覚えておこう。 - この時は、10,000バーツ以上の商品でも、現物確認をされたという話しは、俺の周りでは聞いた事が無い。
まあ、超高額品なんかは別なんだろうけど。
この辺は、ちょっとあいまいなタイランド。 - 全ての書類を確認後、還付金を受け取る。
現金で還付を受ける時は、手数料をひかれる。
クレジットカードで商品を購入しても、還付は現金で受け取れる。
【撃沈編】 還付申請が受理されない場合
全てを規則通りに、、、というのが、中々うまくいかないのがタイランド。(笑)
それが吉と出る場合もあれば、裏目に出る場合も。
上の方の条件でも書き出した様に、『還付対象商品は、購入後 60日以内に出国時還付申請。』 という条件がある。
結構先の事だと、ついつい忘れてしまいがち。
ちなみに、
誰とは言わないが 何度も忘れて撃沈している人も、、、
免税申請が面倒なら 店員と直接交渉なんて裏技も
ここはご存知、なんでもありのタイランド。
先日バンコク市内のデパートで、ある人が そこそこの金額の買い物をした。
近隣の国へ行く予定はあったんだが、VAT還付の為に いちいちタイ国外に持ち出して申告するのが面倒だったので、店員と直接交渉。
「カードでは無く現金支払い、レシートや領収書もいらない。」
という条件で、免税で還付されるより安くしてもらった。
因みに 交渉の順番は
「まず値切る」>その後「VAT還付手続き希望」を告げる>その後上記の様に再交渉
なんて感じがいいだろう。
ツーリストディスカウントが適量されるショップやデパートもあるので、その辺は臨機応変に。
この時のケースでは、レシートも無いし少し大きめの商品だったので、防犯上の理由からか、その店員が駐車場の車の所までついてきてくれた。
その店員が、その後どういう処理をしたのかは、神のみぞ知るといったところだが。(笑)
ちなみに、言えば誰でも知っている一番有名な高級デパートでの出来事だ。
やっぱりここは、何でもありのタイランド?!
俺の知ってる些細なことが、誰かの役に立つならば、、、byマシマシ
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