禁酒日 マカブーチャ(万仏節)、タイ人はこうして過ごす。

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投稿:2016.02.23 | 更新:2016.02.23
昨日はマカブーチャ(万仏節)、その由来はインターネットでググれば山ほど出てくるので、ここでは省略。

仏教関係の祝日だってことは、誰でもわかる。

禁酒日だっていうのも皆知ってる。

お寺に行くって言うのもわかってる。


じゃあ具体的に、タイ人はどの様に この一日を過ごすのか?


過ごし方を3通りに分けてみた


まずは大雑把に、3通りに分けてみた。

  1. 全く気にせず遊びに出かける。

  2. お参り(タンブン)だけ行く。

  3. 結構真面目に色々やる。


まあ1.のタイ人はかなり少数かな。


2.は、通常のお参り(タンブン)と同じように昼間行く人や、マカブーチャ(万仏節)の儀式に沿って、日が暮れてからお寺で3回まわってお祈りする人。

これは旅行者の方でも、経験のある人も多いと思う。


今回は3のパターン、俺の知り合いのタイ人家族を例に、一日の行動を紹介してみよう。


まずは朝から食事の用意


まずは自宅で、午前中にお寺に持って行き寄進する食事を作る。

自分で作らずに、行きがけに買っていく人もいるが、そこは人それぞれ。


午前中にお寺へ到着


家で作った(若しくは途中で買った)食事をもって、午前中にお寺へ行く。

お坊さんの食事の儀式が11時位から始まるので、遅くとも10時半位までにはお寺に到着しなければならない。

持参した料理を小皿に少しずつ小分けし、お坊さんに寄進する。


しかし、こんな大切な日ですら遅れて到着し せっかく食事を持ってきたのに、寄進に間に合わなかったタイ人が何人もいた。

やっぱり、タイ人はタイ人だ(笑)


服装


出来るだけ白い服がベターだが、厳格ではない。

食事まで持って来て、本堂に入る様な人達、は8割方上下白服。

お参りだけの人は普段着が多い。

気になる様であれば、上着だけでも白っぽい服を着ていれば、浮くことはない。


お坊さんの食事とお祈り


11時位から一斉に、お坊さんの食事の儀式が始まる。

寄進された食料は大量にあるので、お坊さんも全てを食べる訳ではない。


食事の儀式の後は、お坊さんがお経をあげてくれる。


お祈り終了後、残った食事は、食事を寄進した人たちが再度持ち帰る。

ここで一旦自宅へ引き上げ。


持ち帰ったものは、自分達で食べたり、周りに配ったりと色々。


食事の寄進による効用


お坊さんに食事を寄進する事によって、来世でも食べ物に不自由しないらしい。

さすが、「自分が一番大切!」なタイ人。

自分の為なら、何でも一生懸命!(笑)


夜は再度お寺へ


日が暮れる頃から、再度お寺に行って、みんなが知ってる儀式を行う。

花やロウソク何かを持って、お寺の周りを3回まわって、お祈り。

これでやっとマカブーチャ(万仏節)の一日が終了する。


朝 食事の支度から始めると、なんだかんだで丸一日費やしてしまう。

友人家族の子供たちも、一生懸命手伝っていた。

ご苦労様でした!


写真の撮影


俺も今回、友人家族と一緒に 食事の寄進などで お寺の本堂にも入ったんだが、意外にも写真を撮ってる人が少なかった。

特に撮影が禁止されている様ではなく、一部撮っている人もいたが、本当にごく数人。

あの写真好きのタイ人が(笑)

そんな訳で 俺自身も撮影は控えたので、今回は写真無しで。


俺の知ってる些細なことが、誰かの役に立つならば、、、byマシマシ
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